スキンミニマリズムとは|足さないスキンケアが増えている

スキンミニマリズムとは|足さないスキンケアが増えている理由

スキンミニマリズムとは、スキンケアの工程を意図的に減らす考え方です。 「スキンファスティング」「引き算スキンケア」とも呼ばれます。

アイテムを増やす方向で進んできたスキンケアの中で、逆の発想に回る人が増えています。その理由と、手抜きと何が違うのかを書きます。

足し算のスキンケアと引き算のスキンケアで朝の時間がどれだけ違うかを比較した表
工程が2つしかないと、省きようがありません。

Q. なぜ工程を減らす人が増えている?

A. 増やした結果、続かなかった人が多いからです。

アイテムを揃えると、最初の数週間はやれます。でも毎日のことなので、どこかで工程を飛ばし始め、そのうち全部やめる。このパターンを経験した人が、「最初から飛ばしようのない数にしよう」と考え直したのがスキンミニマリズムです。

もうひとつ、肌にのせるものと触る回数を減らしたい、という動機もあります。重ねるほど、こする回数も成分の総量も増えるからです。


Q. 手抜きと何が違う?

A. 選んで減らしているか、途中でゼロになっているかです。

手抜きは「やるつもりだったけどやらなかった」。ミニマリズムは「この2つだけを確実にやる」。

肌のために毎日できることを分解すると、うるおいを与えると、それを整えて保つの2つが土台です。この2つを抜かなければ、残りを削ってもケアは成立します。詳しくは→化粧水と美容液だけで十分な理由


Q. どこまで減らせる?

A. 洗顔を除けば、2工程が現実的な下限です。

  • 洗顔料 — 今使っているものでOK。増やしも減らしもしなくていい
  • 化粧水 — 残す。水分を入れる工程
  • 美容液 — 残す。整えて保つ工程
  • 乳液・クリーム・導入美容液・パック — 必須ではない
  • 日焼け止め — 外に出る日だけ→メンズの日焼け止め

「全部やめる」はミニマリズムではなく、ただの未ケアです。減らすのは工程であって、うるおいではありません。


Q. 進め方のコツは?

A. 一気に減らすのではなく、使い切ったものから買い足さない。

いまあるものを捨てる必要はありません。使い切ったタイミングで「これ、なくても困らないかも」と思ったものを買わない。それを繰り返すと、自然に減ります。

一度に全部入れ替えると、合わなかったときに原因が分からなくなります。試し方の手順は→敏感肌でも使えるメンズ化粧水の選び方


正直に言うと、向かない人もいます

向かない人

  • スキンケア自体が好きで、選ぶ時間が楽しい人 — 減らすと楽しみが減ります
  • 肌の悩みが具体的にある人 — 化粧品の工程数の話ではなく、皮膚科の話です
  • 極端に乾く肌質の人 — 2本にクリームを1つ足すのが現実的です

向く人

  • 工程が多くて続かなかった経験がある人
  • 朝に時間をかけたくない人
  • 何を買えばいいか分からない初心者
  • 洗面台を散らかしたくない人

よくある疑問

Q. スキンファスティングと同じ?
近い考え方です。味けを工程に例えた言い方で、余分なものをのせないという意味で使われます。

Q. 安上がりになる?
本数が減る分、年間の支出は下がります。→メンズスキンケアに月いくらかける?

Q. パックや美容液を重ねたい日は?
やって構いません。毎日の土台を最小にしておいて、やりたい日に足す。この順番なら続きます。


まとめ:減らすのは、続けるため

スキンミニマリズムは、手を抜くための言い訳ではありません。工程を減らすのは、飛ばす余地をなくして毎日続けるためです。

2ステップだと、省きようがない。だから続く。serraが2本しか作っていないのはこのためです。

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